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介護用品と老人ホーム選び
   山田養蜂場
 「義務の介護」にとってこそ大切な「ふり」

介護の中には、「義務感からの介護」というものもあります。この義務感からの介護は、大変です。

 病気をきっかけに「関係は喪失」してしまったのに「介護関係だけが義務」として残ってしまうことがあります。すでに関係は冷え切っていたけれども倒れてしまった以上、面倒をみるのは自分しかいない、という義務感からの介護です。家族のあり方が多様になった現代では過去の介護例が役立たない場面が多くなる可能性があります。そうした義務感で介護する方たちが多くなっていくかもしれません。そういう人にとってこそ、割り切った「ふり」が大事になるのです。

 たとえば「今日は初雪が降ったよ」とにっこり微笑む。もちろんそれはふりで構いません。もし、言葉の話せない相手から、もし、微妙な微笑が返ってきたとしたら、何がご自分の中に起きるでしょう?小さな喜びのさざなみが起き、もしかすると、自分の笑顔がほんとうの笑顔になるのではないでしょうか。

 こうした「ふり」こそ、義務の介護者のスキルであり、それが介護する側・される側の大切なコミュニケーションの救いの手なのです。

     (キョーリン製薬株式会社 心のケアノートU)

本人の望む生き方を優先する介護を

高齢の家族が倒れると、否応なしに「介護」の世界が始まります。いざそうなったとき、高齢者と家族との間で意思の疎通がないと困ることになります。介護は、介護される高齢者が望む生き方を尊重することから始まるからです。介護方針を家族の都合だけで決めてしまうと高齢者に不満が残ることになります。理想を言えば介護者が元気なうちに本人の希望を聞いておくことが大切です。在宅か施設か、一人暮らしか同居か、同居なら誰と暮らしたいかなどのことを本人が元気なうちに聞いておけば対処しやすくなります。

また、子供同士連絡を取り合ってそれぞれがどういう役割をするか、また経済的な負担はどうするかなどを決めておくといざというときに慌てないですみます。

家族だけでなく、本人にも心構えをしておいてもらうことも大切です。面と向かって言いにくければ、デイサービスを一緒に見学に行くというやり方もあります。デイサービスとは、特別養老老人ホームや老人デイサービスなどの施設に通って、入浴や食事などの介護を受けるサービスです。いずれお世話になる施設なのだからと今のうちに見学する気分でと誘ってみるといいでしょう。元気なうちにいくつか行っておけば、本人も自分の好みが分かってくるのではないでしょうか。カラオケが好きだという人もいれば、じっくり絵を書いたりするのが好きという人もいるでしょう。

泊まりで預かってくれるショートステイの見学も役に立ちます。気に入りそうな施設に体験ショートステイを申し込んでみるといいでしょう。元気なうちから少しずつ外泊に慣れてもらうようにしておけば、急に行くことになって問題を起こすようなことがなくなります。

体と同じように心も老化する

年を重ねるにつれて、耳が遠くなったり、白髪が増えたりと体にはさまざまな老化現象が起こります。しかし、この老化現象は体だけでなく心にも起こります。そして、心と体は密接に関連しているので、体の老化が心の老化を招き、心の老化が体の老化を招くことになるのです。

つまり、適切な介護をするためには、体の老化とともに心の老化の特徴を知ることもたいせつなのです。

心の老化は、脳細胞の老化やストレスによって心の症状として現れます。高齢になってひがみっぽくなった、怒りっぽくなったなどの性格の変化も、心の老化現象のひとつと言えます。


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無理をさせない介護の大切さ

元気だった親の老いを認めるのはつらいものです。しかし、生きていればいつかは立場が逆転し、親の面倒を見る立場にたつ時がやってきます。認知証になっていたり、脚の弱った親の現実の姿から目をそらし、元のようになって欲しいという自分の思いを押し付けていないでしょうか。

昔のような優しく頼りがいのある親のイメージにしがみついても、自分の思い通りではないことにイライラするだけです。高齢者に理想像を押し付けて無理なリハビリをやらせても、体を痛めたりストレスがたまったりして決していい結果を生みません。時々自分を振り返って、弱い親に対して八つ当たりをしていないか反省をすることも大切です。

高齢者に無理をさせない介護のためには、表情や体の動きなどを日ごろからよく観察しておくことが必要です。そして今の段階でできること、無理なことが何かをよく掴んでおかなければなりません。そうすれば高齢者の心身の状態が分かり、度の過ぎたことを求めないはずです。

またいろいろなサービスを十分に活用し、高齢者の喜ぶ機会を作ってあげることも大切です。高齢者のできることを見つけて続けること。そしてそれを少しずつ増やしていくこと。そのために大切なのはまず介護者が自分の心に余裕を持つことです。つまり自分自身が無理をしないことです。無理をさせない介護は無理をしない介護でもあるのです。




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